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by kyk73
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れんびん

誰もが陥りやすい・・・・れんびん(憐憫)
我を哀れむ

『自分が可哀相』 と、思う事は誰にもあろう
人間は弱い
泣き言云うのも、人間らしさ

だけど
憐憫に浸ってしまうと
さらに
更にドツボに嵌る

事故の後遺症の為に
検査をしても何も異常は出てこないけど
身体がどんどん悪化して
動く事も不可能状態とか

人知れず苦しんでいる人達は万と居るであろう
怪我の後遺症から
欝病に成って引きこもってしまう人も多々いるようだ

私自身も、今だ苦しい
4年も掛かって、ほぼ寝たきり地獄から
己自信で這い出て来た

何処の医者も
『あなたの怪我は一生治らない』 と、トンでもない太鼓判を
度々押された



だが今は
杖も使わず歩行が可能に成り
人目には分らない程度に行動出来るようになった
とは言え
まだ痛みとは縁が切れない
会話が不自由なほど酷い耳鳴りは絶える事はほぼ無く
低気圧に翻弄されて酷い頭痛と疲労に襲われ
身体の
彼方此方で痛みから悲鳴を上げている

他人に 『辛い』 と、訴えても
治ることも無く
同情されても惨めなだけ

第一、どんなに訴えても理解される事も難しく
仮に理解されても身体は楽にはなれない

他人が辛さを分ろうとしてくれるのは有り難いもの
維持的にも精神的には救われる気がする

痛い身体、動けない部分
泣き言を言う暇があったら、動かす方法を探して実行しなければ
どんどん悪化して動けなくなってしまう

諦めずにコツコツ動かす事で、身体は僅かながらも回復していく

痛みの会というのを作るのも
入会するのも
他人の理解を求める為だけでは身体は辛いばかりだ

互いを励まして動ける身体作りが目的なら
それも有りだろう

お互い傷の舐めあいをしても
仮に世間の人、全てが痛みを理解してくれたとしも
辛い身体から開放される事は有り得無い

人間も動物、より良く動いてこその身体なのだ
動かなければ、もともと元気な身体さえも使い物にならなくなる

人間の再生力は素晴らしい

痛む身体
動けない身体を動かすのは容易では無い
強い精神力が要求されるが、生きているとは努力の積み重ねが結果を生む

後遺症が重いほど他力では決して治らない
自力のリハビリが、どんなに辛くても
『楽しく生きたいとの欲』 が、あるなら
再生を信じて1回が僅かな時間でも日々何度も回数を重ねれば
必ず動ける日が来る

私は痛みで眠れぬ4年間
呼吸するのと同じ様に
全ての時間を、リハビリ行為で終始したが、今はバレエが出来るまでになった。

バレエは現在のリハビリ運動であるが、これも根性がいる♪
by kyk73 | 2009-03-11 12:36 | 日常