続・・・・加温
2006年 03月 15日
3月8日に紹介した本の続きを私流に解釈して抜粋、体験や感想も書きました。
「からだを温めるとなぜ病気が治るか」石原結實・伊藤要子著
加温の仕方(加温には個体差があるから、以下は目安)
①入浴・・・
週2回、最初は40~41度位で合計10分を目安に(舌下で計る、37度位)
慣れてきたら42度以上に上げて(体温は舌下38度を目標に)
私の場合は38度で半身浴して、湯の温度を徐々に42度まで上げて
ゆっくりのんびり温まります。
お風呂から出たらすばやく体を拭いて、パジャマにサウナスーツを着て
テーブル炬燵で温まる
熱を逃がさない様に10~15分保温
後、汗を流します。
その後はクーラー、ビールもOKだそうです。
低体温の人はこれを2週間ほど毎日続けると0、5~1度位上がってくる
入浴はみぞおちから下を湯の中に10~20分暖める半身浴
温熱のよる血管拡張作用で血行が良くなり
内臓や筋肉への酸素・栄養の供給や栄養補給が増し
肝臓や老廃物の排泄作用も促進される
・・・・その結果
血液が浄化され、疲労が回復される
42度以上の熱い湯は交感神経(活動の神経)を刺激して
HSP(ヒート・ストレス・プロテイン)が出る
[*60兆個の細胞から人間の体は出来ていて
HSPが細胞の中のタンパク質の新生、修復、再生、廃棄処理・・・などを行っている]
41度以下のぬるい湯は副交感神経(リラックスの神経)を刺激
②手浴・足浴の加温
手は手首まで
足は足首まで
つかる容器で42~43度位のお湯を入れて
10~15分加温、お湯を継ぎ足してこれを数回繰り返せば冷症に効果
手浴は、肘や肩痛みに効果(この部分の滞った血や気の流れを良くする)
足浴は、下半身血流が促進され体が温まる
③ミストサウナ(低温サウナ)で
HSPを増加させるには
2~3週間継続加温する
高温サウナは
温熱作用で血管拡張によって血液循環が良くなり
老廃物が排泄されて浄化
更に甲状腺の働きが良くなる為、新陳代謝が活発になる
最初はベトベトの汗~サラサラの汗に変わる
毒素排泄は免疫力アップに繋がる
*高温サウナは心臓や循環器に負担が掛かるから高血圧・心臓病の人は
医者に相談した上で短時間に
④温泉での加温・・・・炭酸温泉での研究結果
温泉で10分加温
後、30分保温
温泉入浴2日後にHSPはピーク
実験には糖尿病患者
結果・・・血糖値が低下
加温後は基礎体温が上がって体調が良くなった。
温泉は
元気な人は2泊3日
病気療養は1~2週間(昔の湯治日数とほぼ一致)
⑤伊藤要子先生の加温装置
ベットにも置ける遠赤外線加温装置、大型の「スマーティ」
局所用「カーボンクロスヒーター」(赤外線布ヒーター)
加温部分にあわせて布を巻き患部を包んで加温する
⑥薬での加温
「GGA」と言う薬で前もって服用するとHSPが誘導される
から、ストレスを受けた時ストレス障害を防御してくれる
GGAは胃薬(テプレノン:エイザイ(株)として服用されている
*最近、GGAが胃の粘膜でのHSPの誘導増強
胃の障害を防御が明らかになった。
薬は、加温できない日、出掛ける日に服用
⑦漢方「生薬」の加温
紅花、黄ごんがHSPを誘導させる報告あり。
成分
クルクミンや唐辛子のカプサイシンが体を温める
漢方薬は体を温めるのが主だが
「証:しょう」と言って
自覚症状、他覚症状、診察所見の総合評価で決める
よく使われるのは
八味地黄丸:はちみじおうがん
・・・・血液循環障害・体の余計な水分の両方を取り除き
高齢者特有の足腰の冷え、しびれ、浮腫み、頻尿に有効
葛根湯・・・血行促進、発汗作用
上半身を暖め、風邪の諸症状を緩和
安中散:あんちゅさん
胃腸を温め血行を良くして胃痛を治し、自律神経の乱れを整える効果
⑦宗教的断食
病気の原因・・・・冷えと過食
飢餓でもHSPは増加する
祖先は常に飢餓にさらされて来た
一定の飢えに対してはHSPが誘導された
飽食(食べ過ぎ)生活はストレスに対して体が対処できない
ドイツの名医の言葉
「世界には発熱と食欲不振と言う名医がいる」
癌、膠原病、心筋梗塞は発症して発熱すると食欲が無くなる
・・・・「発熱と食欲不振」 (結果)=(原因) 「冷えと過食」
「発熱」
HSP増加・・・白血球が病原菌を食べる力や殺菌力を強化して
リンパ球やNK(ナチュラルキラー)細胞の力を上げて免疫力強化
「食欲不振」
胃腸を休ませ
消化に使われる「胃腸の力=生命力」を病気の治癒に回す
*私の自論
本の最後に
朝の起床時に目脂、鼻汁、濃い尿が出るのは排泄機能が旺盛になっている証拠
だから、朝はにんじんジュースかショウガ紅茶だけでいい
つまり、食べたくない時は無理して食べず、朝食断食の効能
・・・・・それは変(駄目では?)
目脂が出る、鼻汁が出るは、何らかの病気発症の印
濃い尿は水分の不足
ショウガ紅茶は体を温めるからいいとしても
にんじんジュースは、栄養より繊維質のみ
人参の栄養素は油分で分解されて、始めて我々の体に吸収され役立ちます。
*片岡鶴太郎さんは
朝、昼をしっかり栄養ある物を自炊して食べ、夕食をぬく1日2食生活
寝る時は胃は空っぽ
朝は腹が空いて目覚める
だから朝食がとても旨いと
・・・・この方が健全でしょう・・・・
と言っても1日2食がいいという意味では無く
(2食で十分な栄養を摂るのは難しい、1日30品目以上摂取が理想)
寝る頃に胃袋に食べ物が入っていると余分な脂肪が付く
から
早めに夕食を済ませて胃袋をを空にして寝るのがいい
*・・・物事はいい事が書いてある本や記事だから、終始いいとは限らない
胃を休める事が大切と言うなら
ボクシングで体を鍛えている片岡鶴太郎説を推薦します。
私は大学で色々な事を多種専攻して学んだ結果
一番大切な事は
辞書や新聞・本、特にテレビ放映は、間違いも沢山
何が本物かを見分ける為に学ぶのだと
こうして見ると
素晴らしい教授に恵まれ、素晴らしい学問の機会を得た事を
感謝、感謝です。
皆さん、我が為に色々な事に興味を抱いて、おおいに楽しく学びましょう。
人の話を聞いて 「勉強になりました」 と、軽く言いますが
学問は究めるものです。
「からだを温めるとなぜ病気が治るか」石原結實・伊藤要子著
加温の仕方(加温には個体差があるから、以下は目安)
①入浴・・・
週2回、最初は40~41度位で合計10分を目安に(舌下で計る、37度位)
慣れてきたら42度以上に上げて(体温は舌下38度を目標に)
私の場合は38度で半身浴して、湯の温度を徐々に42度まで上げて
ゆっくりのんびり温まります。
お風呂から出たらすばやく体を拭いて、パジャマにサウナスーツを着て
テーブル炬燵で温まる
熱を逃がさない様に10~15分保温
後、汗を流します。
その後はクーラー、ビールもOKだそうです。
低体温の人はこれを2週間ほど毎日続けると0、5~1度位上がってくる
入浴はみぞおちから下を湯の中に10~20分暖める半身浴
温熱のよる血管拡張作用で血行が良くなり
内臓や筋肉への酸素・栄養の供給や栄養補給が増し
肝臓や老廃物の排泄作用も促進される
・・・・その結果
血液が浄化され、疲労が回復される
42度以上の熱い湯は交感神経(活動の神経)を刺激して
HSP(ヒート・ストレス・プロテイン)が出る
[*60兆個の細胞から人間の体は出来ていて
HSPが細胞の中のタンパク質の新生、修復、再生、廃棄処理・・・などを行っている]
41度以下のぬるい湯は副交感神経(リラックスの神経)を刺激
②手浴・足浴の加温
手は手首まで
足は足首まで
つかる容器で42~43度位のお湯を入れて
10~15分加温、お湯を継ぎ足してこれを数回繰り返せば冷症に効果
手浴は、肘や肩痛みに効果(この部分の滞った血や気の流れを良くする)
足浴は、下半身血流が促進され体が温まる
③ミストサウナ(低温サウナ)で
HSPを増加させるには
2~3週間継続加温する
高温サウナは
温熱作用で血管拡張によって血液循環が良くなり
老廃物が排泄されて浄化
更に甲状腺の働きが良くなる為、新陳代謝が活発になる
最初はベトベトの汗~サラサラの汗に変わる
毒素排泄は免疫力アップに繋がる
*高温サウナは心臓や循環器に負担が掛かるから高血圧・心臓病の人は
医者に相談した上で短時間に
④温泉での加温・・・・炭酸温泉での研究結果
温泉で10分加温
後、30分保温
温泉入浴2日後にHSPはピーク
実験には糖尿病患者
結果・・・血糖値が低下
加温後は基礎体温が上がって体調が良くなった。
温泉は
元気な人は2泊3日
病気療養は1~2週間(昔の湯治日数とほぼ一致)
⑤伊藤要子先生の加温装置
ベットにも置ける遠赤外線加温装置、大型の「スマーティ」
局所用「カーボンクロスヒーター」(赤外線布ヒーター)
加温部分にあわせて布を巻き患部を包んで加温する
⑥薬での加温
「GGA」と言う薬で前もって服用するとHSPが誘導される
から、ストレスを受けた時ストレス障害を防御してくれる
GGAは胃薬(テプレノン:エイザイ(株)として服用されている
*最近、GGAが胃の粘膜でのHSPの誘導増強
胃の障害を防御が明らかになった。
薬は、加温できない日、出掛ける日に服用
⑦漢方「生薬」の加温
紅花、黄ごんがHSPを誘導させる報告あり。
成分
クルクミンや唐辛子のカプサイシンが体を温める
漢方薬は体を温めるのが主だが
「証:しょう」と言って
自覚症状、他覚症状、診察所見の総合評価で決める
よく使われるのは
八味地黄丸:はちみじおうがん
・・・・血液循環障害・体の余計な水分の両方を取り除き
高齢者特有の足腰の冷え、しびれ、浮腫み、頻尿に有効
葛根湯・・・血行促進、発汗作用
上半身を暖め、風邪の諸症状を緩和
安中散:あんちゅさん
胃腸を温め血行を良くして胃痛を治し、自律神経の乱れを整える効果
⑦宗教的断食
病気の原因・・・・冷えと過食
飢餓でもHSPは増加する
祖先は常に飢餓にさらされて来た
一定の飢えに対してはHSPが誘導された
飽食(食べ過ぎ)生活はストレスに対して体が対処できない
ドイツの名医の言葉
「世界には発熱と食欲不振と言う名医がいる」
癌、膠原病、心筋梗塞は発症して発熱すると食欲が無くなる
・・・・「発熱と食欲不振」 (結果)=(原因) 「冷えと過食」
「発熱」
HSP増加・・・白血球が病原菌を食べる力や殺菌力を強化して
リンパ球やNK(ナチュラルキラー)細胞の力を上げて免疫力強化
「食欲不振」
胃腸を休ませ
消化に使われる「胃腸の力=生命力」を病気の治癒に回す
*私の自論
本の最後に
朝の起床時に目脂、鼻汁、濃い尿が出るのは排泄機能が旺盛になっている証拠
だから、朝はにんじんジュースかショウガ紅茶だけでいい
つまり、食べたくない時は無理して食べず、朝食断食の効能
・・・・・それは変(駄目では?)
目脂が出る、鼻汁が出るは、何らかの病気発症の印
濃い尿は水分の不足
ショウガ紅茶は体を温めるからいいとしても
にんじんジュースは、栄養より繊維質のみ
人参の栄養素は油分で分解されて、始めて我々の体に吸収され役立ちます。
*片岡鶴太郎さんは
朝、昼をしっかり栄養ある物を自炊して食べ、夕食をぬく1日2食生活
寝る時は胃は空っぽ
朝は腹が空いて目覚める
だから朝食がとても旨いと
・・・・この方が健全でしょう・・・・
と言っても1日2食がいいという意味では無く
(2食で十分な栄養を摂るのは難しい、1日30品目以上摂取が理想)
寝る頃に胃袋に食べ物が入っていると余分な脂肪が付く
から
早めに夕食を済ませて胃袋をを空にして寝るのがいい
*・・・物事はいい事が書いてある本や記事だから、終始いいとは限らない
胃を休める事が大切と言うなら
ボクシングで体を鍛えている片岡鶴太郎説を推薦します。
私は大学で色々な事を多種専攻して学んだ結果
一番大切な事は
辞書や新聞・本、特にテレビ放映は、間違いも沢山
何が本物かを見分ける為に学ぶのだと
こうして見ると
素晴らしい教授に恵まれ、素晴らしい学問の機会を得た事を
感謝、感謝です。
皆さん、我が為に色々な事に興味を抱いて、おおいに楽しく学びましょう。
人の話を聞いて 「勉強になりました」 と、軽く言いますが
学問は究めるものです。
by kyk73
| 2006-03-15 21:39